初期臨床研修プログラム

初期臨床研修プログラム

消化器内科診療を通じてジェネラルな内科診療を習得するとともに、消化器内科専門医へのスタートアップを!

初期臨床研修プログラムにおきましては、消化器内科領域の検査や消化管疾患の治療に対するプライマリーアプローチの習得と、消化器の基本的手技である消化器内視鏡検査の実施を目標に研修を行っていただきます。また、肝胆膵内科との連携により、腹部エコー検査も研修していただきます。

消化器領域診療手技研修

消化器内視鏡検査

消化器疾患診療の中心的手技である消化管内視鏡検査のうち、上部消化管内視鏡検査を指導医の指導のもと研修医自らが施行可能となることを目標にシステマティックな研修を積んでいただきます。研修は次の4段階に分かれており、各チェックポイントで到達段階を確認後、次の研修ステップに進んでいただきます。一年次に当科で研修を受けた研修医はその時点の到達段階から二年次にも継続的にトレーニングしていただきます。他院で消化管内視鏡検査の研修を受けた研修医は、到達度を指導医がチェックしたうえでトレーニング開始内容を決定いたします。

第一段階:観察と基本的な知識の修得(経験症例数:10症例)

到達目標:1.画像をみて、どの部位であるかが説明できる。2.ルーチン検査に必要な基本的知識の修得

第二段階:基本的操作の修得(経験症例数:10症例程度)

到達目標:1.スコープの基本的操作の修得 2.模型で自在にスコープを操作できる。

第三段階:画像のルーチン撮影(経験症例数:20症例程度)

到達目標:食道、胃、十二指腸のルーチン観察と撮影

第四段階:スコープの挿入、観察、撮影(経験症例数:20症例以上)

到達目標:10分間をめどに、スコープの挿入を含めた、上部消化管のルーチン検査が完遂できる。

第五段階:政権主義・色素内視鏡の修得(経験症例数:20症例以上)

到達目標:1.政権を含めたルーチン検査ができる 2.色素内視鏡検査ができる。

また、高度な技術を要する消化管内視鏡検査・治療(特殊光観察内視鏡検査、拡大内視鏡検査、超音波内視鏡検査、内視鏡的粘膜下層剥離術、粘膜切除術、ポリープ切除術、ERCP, 超音波内視鏡下針生検、食道静脈瘤硬化療法、カプセル小腸内視鏡検査、バルーンアシスト小腸内視鏡検査、バルーン拡張術など)の助手となっていただき、消化器内視鏡技術を体験いただきます。

腹部超音波検査

当院肝胆膵内科との協力体制のもと、基本的な腹部エコー検査を研修していただきます。研修内容は肝胆膵内科初期臨床研修プログラムに準じます。

上記のほか、症例に応じて、下記の検査・治療手技に従事していただきます

  • イレウス管挿入
  • 中心静脈穿刺法(PICCカテーテル挿入含む)
  • 経鼻胃管挿入
  • 24時間pHモニタリング
  • 食道内圧測定法

病棟診療業務

病棟では各種内視鏡検査・治療対象疾患、消化器癌の化学療法や放射線治療、緩和医療、炎症性腸疾患、様々な病態を解明するための検査入院、難治性消化管疾患の診断と治療といった、入院を要する多種多様な急性・慢性消化管疾患の症例の主治医をご担当いただきます。各症例について指導医がつき、エキスパートの指導を受けながら適切な入院患者さんのトータルマネジメントを習得することができます。主治医として経験した症例のうち稀な症例や先駆的な治療を行った症例等、学術的に意義ある症例を受け持った場合は上級指導医の指導のもと学会発表や症例報告などをご担当いただき、一流の臨床医としてのキャリア形成を図っていただきます。

救急診療業務

夜間当直や日中業務中に緊急入院となった症例を積極的に受け持っていただき消化器内科救急疾患(吐血、下血、血便、急性腹症、閉塞性黄疸、腸閉塞など)を指導医と受け持っていただき、将来一人で当直などといった状況においても的確に行動できる「頼りになる医師」としての経験を積んでいただきます。

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