難治性胃食道逆流症

難治性胃食道逆流症

胃食道逆流症すなわちGERD(Gastroesophageal reflux disease)とは、食道粘膜傷害を有する「逆流性食道炎」と、胸やけなどの逆流症状を有するが内視鏡検査にて食道粘膜障害を認めない「非びらん性胃食道逆流症(Non-erosive reflux disease; NERD )」に分類されます。近年、難治性GERDの患者様が増えているという報告があります。難治性GERDとは、標準的なGERD治療、つまりプロトンポンプ阻害薬(Proton pump inhibitor; PPI)による治療を8週間行っても粘膜障害が治癒しない、あるいは逆流症状が改善しないようなGERDのことです。実際、逆流性食道炎の15~30%、NERDの約半数がPPI抵抗性の難治性GERDだといわれています。

当科では、難治性GERDの病態評価として、24時間食道内多チャンネルインピーダンス・pH測定検査を行い、酸逆流や非酸逆流、それらと症状との関連性を評価することにより正確な病態を把握することができます。その結果、患者様により適切な治療選択を行うことが可能となることが期待されます。

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